空時間
UI/UXデザイン|スマートフォンアプリ プロトタイプ
「今日、何をするか」ではなく、「自分は何を大切にしたいのか」を考えるためのアプリ。
優柔不断で、やるべきこと・頼まれたこと・自分がやりたいことを全部抱え込み、結局どれも十分にできない。そんな自分自身の悩みを出発点に、空き時間のTODOを整理しながら、自分なりの優先順位や価値観に気づくためのスマートフォンアプリを企画しました。
「空き時間」を、予定を詰める余白ではなく、空が晴れていくように自分らしく過ごせる時間として捉えたことが、このサービスのポイントです。
- ターゲット
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自分が本当は何をしたいのか分からず、選ぶことに迷ってしまう人。
「やるべきこと」「頼まれたこと」「自分がやりたいこと」の境目が曖昧になり、気づけば一日の予定を詰め込みすぎてしまう人を想定しました。
- 課題
自分の意思や優先順位が曖昧なため、「やるべきこと」「頼まれたこと」「自分がやりたいこと」をすべて予定に詰め込もうとしてしまう。
- 目的
日々の小さな選択を通して、自分なりの判断軸や「本当に大切にしたいこと」に気づけるようにする。
UX設計
一度つくったTODOに対して、アプリがあえて「本当に全部やる必要がある?」と待ったをかける構成にしました。
予定を決める
手放す候補を提示する
残したいなら、その理由を言葉にする
もう一度、自分の意思で選ぶ
AIの提案にそのまま従うのではなく、「いや、これは残したい」とユーザーが反論できる余地を残すことで、AIとユーザーが一緒に答えを探す体験を目指しました。
プロセス
制作初期は、ユーザーのアンケート結果から「あなたの価値観」や「あなたにおすすめのキャリア」を提示するサービスを検討していました。
「アプリから一方的に答えを教えてもらうだけで、本当に自分の意思を見つけたことになるのか?」
という疑問から方向性を見直しました。
最終的には、アプリが答えを一方的に提示するのではなく、ユーザーがアプリからの提案に対して自分の理由を返し、優先順位を見直せるサービス内容へ変更しました。
初期案
最終案
UIも、最初は白を基調とした一般的なTODOアプリを想定していましたが、サービスの世界観を考え直し、「空き時間を青空のように清々しい時間にする」という発想から、予定を整理するほど曇り空が少しずつ晴れていく表現へ変更しました。
初期案
最終案
学び
制作の際にChatGPTやClaude CodeといったAIツールを活用してみましたが、AIにデザインの答えを求めるのではなく、自分自身でサービスが介在することの価値やユーザーに届けたい体験を考えることの重要性を学びました。
AIにデザインを任せることは一見とても便利なように思えます。しかし、そのデザインを通じて伝えたいことやその人なりの世界観を載せるには、少なくとも根っこの部分(デザインのテーマや画面上に載せる構成物など)は人が決めたほうが、ユーザーの心に響きやすいデザインになるのではないかと感じました。