灯と猫
グラフィックデザイン|ロゴ
夜間専門の架空の猫カフェ「灯と猫」のロゴデザインです。
この作品は、私にとってデザインに対する考え方が大きく変わった最初の作品でした。
最初は「猫カフェらしくて、見た目が整っていればいい」と考え、3案のロゴを制作しました。しかし講評で、「なぜこのデザインなのか分からない」と指摘を受けました。
そこから、「見た目が良い」だけではなく、デザインには理由が必要なのだと考えるようになりました。
- ターゲット
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夜勤明けの社会人、クリエイター、学生など、夜の時間帯に一人で過ごす場所を求めている人。
深夜でも安心して立ち寄れて、少し気持ちを緩められる居場所を必要としている人を想定しました。
- 課題
単に「猫カフェらしい」「かわいい」だけではなく、夜に安心して立ち寄れる居場所というブランドの価値までロゴから伝える必要がある。
- 目的
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「温もり・安心感・居場所・親近感」というブランドの提供価値を、ロゴの形・色・モチーフに落とし込む。
ロゴを見かけた人に「夜間専門の猫カフェである」ことと「一人でも入りやすい店であること」を伝える。
コンセプト設計
「灯→店」「猫→お客さん」と捉え、灯と猫の関係によって店と利用者の関係性を表現しました。
メインロゴでは猫が灯へ歩み寄る姿によって「立ち寄りやすい居場所」を表現しています。
シンボルマークでは灯の中で猫がくつろぐ姿によって「店内で安心して過ごすお客さん」を表現しています。
デザインプロセス
複数のロゴ案を制作する中で、見た目をきれいに整えるだけでなく、「なぜこの形なのか」「なぜこの色なのか」をしっかり説明できるかどうかを意識するようになりました。
初期案 3案
ブランドの意味から考え直す
最終案
最終案では、木製のテーブルをイメージした茶色のライン、灯の明かりを表す黄色、生き物の温度を感じさせるオレンジを使用。丸みのある書体と組み合わせることで、夜でも安心して立ち寄れる温かな雰囲気を表現しました。
学び
この作品以前は、デザインを「きれいに整えること」に近いものとして考えていました。
しかし先生からの講評を受けて、
「自分が良いと思う」だけでは、相手には何も伝わらない。
と気づきました。
それ以来、色、形、余白、構図を選ぶ時に、「なぜそうするのか」を言葉にできることを意識するようになりました。
私のデザインに対する考え方が変わるきっかけになった作品です。